<AminoMEプロジェクトの想い>

<AminoMEの概要>

あなたは、顕微鏡がワンチップになる未来を想像できましたか?
指先に乗るほど小さいチップで顕微観察を実現したメイドインジャパンの特許技術がMID(Micro Imaging Device)技術です。
「AminoME」とは、新しい顕微観察技術(MID)の特徴である半導体の網の目構造に由来して名付けられました。

MID技術はチップの上に見たいもの載せるだけで顕微観察が体験できます。光を重ね合わせる事で顕微画像を得る手法は従来の顕微鏡とは異なる世界を見ることができる可能性があります。

<テクノロジー説明>

MID技術は、株式会社IDDK代表が発明した顕微鏡ではない半導体技術と光学技術を融合してできたワンチップ顕微観察技術です。従来の顕微鏡がレンズやミラーで集光、拡大する技術であったのに対して、MIDでは半導体でメッシュ構造を作り、メッシュの目の細かさで対象を観察する新しい顕微観察方式になります。


<AminoMEの使い方>

基本的な使い方は、たったの3ステップ!

ステップ1、本体をPCのUSBポートに挿す。
ステップ2、専用ソフトを起動する。
ステップ3、対象物をデバイスの上に置く。

<開発者インタビューQ&A>

Q:なぜ、製品化しようと思ったのか?
A:このMIDという技術を日本の皆様に知ってほしいと思ったからです。

失礼ながら、チップの上に見たいもの載せるだけで顕微観察ができる技術があるのをご存知でしたでしょうか。
レンズやミラーで拡大せずに光を重ね合わせる事で顕微画像を得る技術があるのをご存知でしたでしょうか。
このような技術が日本の生まれの特許技術であることをご存知でしたでしょうか。
せっかく日本で生まれた技術であるなら一番に知ってもらうのは日本の皆様であって欲しいという想いからです。

Q:なぜ、メイドインジャパンにこだわったのか?
A:日本で生まれた技術なのに日本で製造できないのは悔しいからです。

とは言え、このMID技術は半導体の技術であり、国内で製造し組み立てる事ができる半導体製品は年々減ってきており、この技術もいずれは海外での製造をしなければいけなくなってしまうかも知れません。今回は日本全国のパートナー様達の協力でなんとか国内生産の目処が立ちました。もしかしたら最後となるかもしれない国内製造、国内組み立てのチャンスに巡り会えたからです。

Q:なぜ、木製の筐体にしたのか?
A:イメージ変革と地域コラボのふたつ理由があります。

イメージの変革とは、顕微鏡のイメージから離れてみたかったからです。顕微鏡とは違う技術であり、顕微鏡のイメージから離れようと考えた時、顕微鏡と言えばメカニカルな外見をしていて金属やプラスチック製であることがほとんどですが、触って温もりのある木という素材感で今までの顕微鏡にないイメージを作りたかったからです。

地域コラボとしての理由は、弊社IDDKが東京の江東区、深川の地に拠点を構えていることにあります。深川の地は江戸時代には木場として木材が集まる場所でたくさんの木材問屋や加工場があります。この地域に根付いた木という素材を使うことで地域とのコラボレーションを実現したいと考えました。お陰様で東京産のヒノキや北海道産のナラを使う製品を企画できました。